まなびコネクト〜遊びながら学ぶ

好奇心を大切に!学ぶことは楽しい!の思いで子どもと遊ぶ父親の日記

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子どもの好奇心を学びの種に:学習のきっかけは質問から

みなさん、こんにちは。
今回は、どんなきっかけで家庭学習を始めるかについて、シェアしたいと思います。

我が家では、家庭学習は、単に学校の勉強を家でもやるというだけでなく、子ども自身の好奇心や探究心を育てるチャンスとして捉えています。それでは、どのようにすれば家庭学習を始めることができるのでしょうか。その鍵は、子どもの「好奇心」だと思っています。

1. 子どもの好奇心を観察する:

 我が家の長男、タクトは、とても好奇心が旺盛な小学5年生の男の子です。彼は幼少の頃から、毎日のように、何かについて質問してきます。「なぜ、星は夜にしか見えないの?」とか、「なぜ、リンゴが赤いの?」など、日常生活の中に無数の疑問が浮かんできます。それが彼の学びの始まりだと考えています。

質問が学習スタートのサイン

 ある日、ドライブ中に外の景色を見ながら、「なんで空は青いの?」「なんで雲は浮かんでるの?」と次から次へと質問攻めに会いました。そこから、気象や青い光の方が散らばりやすい性質があるからとか、気体や液体の重さの話にまで展開して、彼が災害にも興味があることもわかりました。

 子どもたちは、小さなことでも興味津々に見つめ、質問をします。質問が来たら、親の出番です。答えを一緒に探すふりをします。答えの場所を知っていても、あえて子どもが発見したかのように仕向けます。答えを自分で見つけたという成功体験とその時の喜びを味わってほしいからです。この成功体験と喜びが「自分ならできる」という自己効力感を育て、自ら課題解決にチャレンジする次の意欲を出してくれるものだと考えています。

2. 好奇心に対応する:

 NHKラジオの「子ども科学電話相談」をよく聴いていますが、さすがは専門家、子どもがわかるように言葉を選んでひとつずつ丁寧に説明しておられます。が、たまに大変苦労されてるのを耳にすることもあります。それがこの番組の魅力でもあると思っています。

 この電話相談なら、今日のテーマを設定して、それ以外の質問はダメ!とできるのですが、家庭における質問はそうはいきません。子どもの興味関心はどのジャンルで来るかわかりませんし、どの難易度で来るかもわかりません。これなら答えられると思っていても、いざ説明するとなると、小学生にわかるように話すのは、素人の親には難しいのは当然です。

 先に書いたように、子どもに自ら答えを発見させたいのですが、子どもは親とのコミュニケーションも求めていることも多いので、私が答えることもしばしばあります。そこで、子どもが質問をして来たら、答えられそうなものは子どもの語彙力に合わせて説明して、関連する話題の質問を投げかけるか、より掘り下げてこの時はどうなると思う?と逆質問することもあります。

 子どもの語彙力に合わせて説明ができないこともよくあります。その時は、「パパはわからないから、あとでGoogle先生に聞いてみよう」と開き直ります。スマホやパソコンを開いて、子どもに文字入力か音声入力させて、子ども自身が探す雰囲気を出しつつ、Google検索かYoutube検索をします。

 一度にたくさんの質問をしてくることもありました。自分で検索することに慣れていたので、「家に帰って調べてみたら?」と言って丸投げしました。その日は夜になっても調べてなかったので言ってやりました。「あーぁ、賢くなるチャンスを逃したなぁ。疑問が出た時が成長できるチャンスやったのに・・。もったいないなぁ。アホになるなぁ。残念!」と。言った後はすぐその場から離れて、様子を観察。すると親に認められたい気持ちが出てきたのか、自分で調べた結果を報告しに来ました。報告しにきた時は、すごいね、そんなことも調べられたん?と褒めてやると、嬉しそうにしておりました。

 こんな感じで子どもの好奇心を育てながら家庭学習を進めています。

まとめ

  • 子どもの質問が家庭学習のスタートの合図
  • 質問に困ったらネット検索

子どもが自分から調べたら褒める!