まなびコネクト〜遊びながら学ぶ

好奇心を大切に!学ぶことは楽しい!の思いで子どもと遊ぶ父親の日記

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自宅で簡単に「プログラミング的思考」を取り入れ論理的思考力を身につける

プログラミング教育って
パソコンに向かって
あれこれやるイメージがあります。

コンピューターを操作しながら、
プログラミング的思考を身につけるそうですが
文部科学省の手引きをみるに
論理的思考力を身につけて、
目標に向けて解決する手順を考える力
のことかなと勝手に解釈しています笑

でも、これって
パソコンなくてもできるのでは?

そんな発想から、
今回の記事では
私自身が試行錯誤しながら
実践している方法を紹介します。
家庭での「プログラミング教育」を通じて、
子どもたちに論理的思考力を身につけさせる方法です。
この記事を読むことで、
子どもの興味ややる気を引き出しながら
論理的思考力を培う練習ができます。

プログラミング的思考って何?

プログラミング教育なるものが、
小学校に導入されてしばらくたったのでしょうか。
子どもが何をしているのか、さっぱりわかりませんがw

難解な文部科学省の手引きを読み解くに
プログラミング教育の目的のなかには
とりあえずパソコンを使え
プログラミング的思考を身につけろ
って書いてあるように思えます。

プログラミング的思考とは、
超ざっくり言い換えると、
手順を意識した問題解決力と
その手順を作りあげるための論理的思考
なんじゃないかと思います笑

つまり、
目標に向けて問題を解決する力

その手順を作るために
論理的に物事を考える思考力
を培う、
これがプログラミング教育
の目的ではないかと
思っています。

論理的に物事を考えるってことは、
理由と結果をつなげながら
物事を理解していくこと。

これを身につければ
相手にわかりやすく
伝えることができますし、
問題解決するときには、
原因を特定したり
解決策を考えたりと
将来にわたって、
とても役に立つ力です。

日常の出来事を論理的にとらえる

問題解決力と
論理的思考を身につけるなら
パソコンの前でなくとも
生活の一部として行えば、
日常的に考える機会が得られます。

そこで
わが家でも実践しようと努力しています。
まずは語彙力を鍛えつつ、
何か挑戦するものを決めます。
遊びでも習い事でも何でもいいです。

うちの息子は、サッカーをしています。
本人が
サッカーで教えられるのは、

プレーの言語化

言葉で自分のプレーを説明することや、
仲間のプレーを説明すること、
チームのプレーを説明すること、
相手や相手チームのプレーを説明すること
です。

なかなか難しいですが、
その動作の理由や
そこにいる(ポジション)理由、
ボールをそこに出す理由、
これらの理由があるから
サッカーのフィールド上の結果がうまれる。

ひとつひとつのプレー
をつなげていくこと
がゴールへの道のりなんだそうです。

サッカーでなくとも
何か小さな目標を立てて
それに向かって
ひとつひとつの行動を
論理的にとらえてみる
ことができると思います。

安定?それ何?が当たり前の時代

数十年前のゴールが今はないってこともありえる今、
自分で課題を設定し、自分で考え、自分で解決する力が求められています。

できるんですよ、その練習が
コンピューターを触らなくても。
サッカーでも、ゲームでも、遊びの中でも。

なぜ?を一緒に考える

わが家では息子がサッカーをしているので
サッカーの場面が多いですが、

たとえば、Jリーグの試合を見に行くたびに

「この選手はなぜうまいんだろう?」

と一緒に考えます。
すぐに答えを教えず、
子どもと一緒に答えを探し、子どもの言葉で語れるようにします。

この流れを意識して子どもと対話するようにしています。
いまでは少しずつ、
プレーの分析ができるようになってきました。
あとは、うまくなるためのトレーニング方法を考えて
試合で実践できるように練習に集中できればなぁ・・
と見守っておりますw

他の記事でも書きましたが、見守るのも親の仕事ですね。大変です。
learnconn.hatenablog.com
learnconn.hatenablog.com

自宅で論理的思考力を身につけるには

今回はサッカーを例にしましたが、
遊びやゲームの中でも応用できます。

まずは、

目標を決める

 たとえば、
  ゲームなら、◯◯をクリアするぞ!
  お出かけなら、どこどこ(目的地)まで行くぞ!
 など、身近なもので目標を決めます。

言葉で説明する

 どうすればいいのか説明する。
 今の状況を説明する。

 ゲームなら、
 どのキャラクターが強いとか、
 どうすればクリアできるのか

 お出かけなら、
 目的地はどこにあるのか、
 何をしに行くのか、
 何時につけばいいのか、
 何時に出発すればいいのか、
 など

 を言葉で説明させます。

その動作や物事を分析する

 これから試すこと、
 が動作や行動です。

 これからやること
 すでにしたこと、
 これが結果です。
 
 うまく行ったら、
 なぜうまくいったのか
 うまく行かなかったとき
 なぜうまく行かなかったのか
 これが動作や行動の理由です。

 ゲームなら、クリアできた理由、
  できなかった理由を

 お出かけなら、
  どうやっていくか?
  どの方法が一番早く着くかなど

 を説明させます。

理由や結果を子ども自身の言葉で説明させる

 さきほど分析したことを
 子ども自身の言葉で説明させるときは、
 理由と結果を意識して
 話すように手伝います。

  〇〇だから、こうなる。
 と。

解決するにはどうすればいいか

 うまくいくにはどうすればいいか?
 次の方法を一緒に考えます。

 さっきのはだめだったけど、
 次はこうすればうまくいくかな?


これらの繰り返しで
少しずつ、なぜ?と考えるようになります。
この積み重ねで
論理的思考力が身につくと考えています。

まとめ

日常の生活のなかで
子どもたちに論理的思考力を
身につけさせる方法を紹介しました。

自宅での
論理的思考力を身につける教育は、
コンピューターを使わなくてもできるものであり、
習い事や遊びの中でも応用できます。

子どもと対話しながら、
論理的思考力を育てる取り組みを紹介しました。
見守ることも親の大切な役割です。
一緒に成長し、
子どもたちの将来のために力を培いたいです。