遊んで学ぶザリガニ釣り〜条件付特定外来生物に指定されて
こんにちは。子どもと遊んで楽しく一緒に、成長したい父親、わくです。
毎年、夏になるといろんな生き物を観察して、捕まえることができれば、捕まえて家で観察を続けていました。
その中でもザリガニは簡単に大量に捕獲できて、観察に持ってこいの生き物です。
今日は、ザリガニ釣りとザリガニ飼育についてお話します。
ザリガニ釣りの準備
ザリガニ釣りは、手軽に楽しめる遊びで、長い棒、たこ糸、エサさえあれば誰でもすぐに始められます。我が家では、車にいつでもザリガニ釣りができるように、たこ糸とエサに使うスルメを常備しています。子どもたちは、棒を探しに行き、私は車に置いてある釣り具からハサミと折りたたみバケツを持ってきます。
仕掛けの作り方とザリガニの見つけ方
仕掛けを作るのも簡単です。たこ糸を切って、子どもが見つけた棒の先に結びつけ、その反対側にスルメを結びつけます。これで準備は完了です。
ザリガニが隠れていそうな場所を探します。私が一度、どのようにザリガニを見つけ、釣り上げるのかを見せると、子どもたちは自分でザリガニが隠れていそうな場所を見つけ、挑戦します。
石の隙間や草下、陰になるところに潜んでいます。
隙間がありそうなところにスルメを垂らすと、大きなハサミが出てきたり、スルメが隙間に吸い込まれるように見える時があります。そこがザリガニのいる所です。
ザリガニの引き上げ方
スルメをしっかりとつかんだら、引き上げます。この駆け引きがザリガニ釣りの一番楽しいところです。
ザリガニはつかんだ獲物をなかなか放さないので、糸をゆっくり引き上げることで簡単にザリガニを釣り上げることができます。
地上にザリガニを連れてくるまでが勝負ですが、このなかなかエサを放さない習性があるので、子どもでも簡単に釣り上げることができます。
釣り上げたザリガニは飼育するなら最後までみる覚悟を
2023年6月1日、ザリガニは条件付特定外来生物に指定され、ザリガニを放流したり、譲渡することが禁止されるようになりました。
そのため、ザリガニ釣りができなくなるのでは?と心配していました。
ですが釣った後に元いた場所に返す「キャッチ&リリース」はしてもいいという解釈がネット界隈で出ています。特定外来生物のブラックバスは認められているため、というのが理由のようです。
アメリカザリガニの放流・譲渡禁止:釣りや料理はこれまで通り、豊洲では1キロ3000円の高級食材 | nippon.com
うちの息子は捕った分だけ持ち帰りたいと必ず言い出します。ですが、全てを飼育するのはかなり難しいです。水槽が密になると共食いしますし、それぞれ仕切って部屋を作った水槽にするのも工夫が必要です。
昨年、息子の要望に負けて、40cm水槽に5匹飼育したときは、ペットボトルに穴あけて、園芸用の網を使って、いくつか部屋や逃げ場を作ってみましたが、ザリガニの力が強く失敗して、結局共食いして最後の個体が長生きするという始末でした。
共食いをどうやったら防げるかを工夫するのも学ぶことではありますが、私は、ザリガニも生きた生物、大切に育てて、命を大切にすることを子どもに学んでほしいと思っています。
釣った分だけ持ち帰るのではなく、飼育できる分だけにするようにしています。
まとめ
ザリガニ釣りは、手軽に楽しめ、子どもたちが自然と触れ合い、何かを探す喜びややり遂げた感を得られる経験です。
自然の中でのザリガニ釣りは、子どもたちにとっても大人にとっても、忘れられない思い出となり、素晴らしい体験になることでしょう。
ザリガニを飼育するにつれて、その生態やほかの生物への影響などを学ぶこともできます。
小学生くらいまでしかしない遊びだと思うので、子どもがやりたいうちは一緒に楽しもうと思います。