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好奇心を大切に!学ぶことは楽しい!の思いで子どもと遊ぶ父親の日記

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warm / hot / heat 何が違うん?小学生への教え方に悩む・・

大人の自分は理解できていても、子どもの質問に答えられない時があります。
そんな時は、自分の理解が浅かったんだなぁとしみじみ思う父親、わくです。

先日、小学5年生の息子から質問がきました。

「"warm"、"hot"、"heat" って
 暑いとか暖かいとか、
 全部同じ意味やん?何が違うん?」
と。

確かに「暖かい、熱い、暑い」の日本語の違いが曖昧だと英語の違いも理解できません。今回はこのニュアンスを小学生にどう説明すれば理解してもらえるのか、悩みに悩んだお話です。

"warm"、"hot"、"heat" :それぞれの基本的な違い

"warm"、"hot"、そして"heat"は、全てに共通する一つのテーマ、つまり「温度」を表していますが、それぞれ微妙に異なります。

"hot"は物事が非常に高温であることを示し、
"warm"はそれほど高温ではないが、それでも心地よく感じる程度の温度を示します。

それに対して"heat"は名詞で、熱エネルギーそのもの、または高温状態を指す一般的な表現です。

さて、この説明をどうやって小学生に伝えるか・・・。

身近な例を使った説明

子どもも大人も、具体的な例を使った説明が理解しやすいと思います。

悩んだ結果、息子に教える時は身近なものを例に使いました。

「ホットミルクは" hot"、めっちゃ熱いから、すぐには飲めない。

でも、少し冷まして"warm"、ちょうど良い温度になったら、快適に飲むことができるよね。

"heat"はそのミルクが持っていた熱さそのものだよ」

と説明しました。
息子は、少し考えた後、

「そしたら、夏は暑いから" hot"なん?
 春はちょうど良い温度で気持ちいいから"warm"?
"heat"は何やろ?」

そうそう、季節でいうとその例えで合っている!

「その例でいくと、"heat"は気温とちゃう? 熱さそのものやろ?」

なるべく文法用語を使わずに英語を教えている我が家。名詞、動詞などをいうときは、「ものの名前」「〜する」というふうに変換して教えています。"heat"が名詞と伝えてわかってくれれば教える側としては簡単なのですが、抽象的なものの名前を教えるときはこのような言い方になっています。

リアルな状況で実際に使って理解する

"hot"、"warm"、"heat"の違いを説明したら、次はそれらを日常生活に紐づけて使ってみる練習をさせます。具体的な状況で使えば、子供により理解してもらえると思っているからです。

家庭内や日常生活の中で、これらの単語を使う機会を見つけたら、息子に話しかけたり、質問したりします。

たとえば、「今日は暑いなあ、"hot" dayだね」と言ったり、
「この布団、"warm"だね、気持ちいいね」と言ったりしました。

まるでルー大柴さんになったようです笑

まとめ

"hot"、"warm"、そして"heat"という英語の単語を息子に教えるときは、まずは単語それぞれの違いを小学生にでもわかるように説明しました。


次に、それらを日常生活の中のリアルな例を用いて説明し、最後に実際の生活の中でその違いを感じてもらいました。


息子がどこまで理解しているかはまだわかりません。いつの日か、息子の口から、これらの単語が自然に出てきて、使いこなせていたら、そのとき今回教えたやり方が正解だったとわかると思います。それまでは、生活の中で例えたり、クイズにして聞いてみたりと、英語を楽しみながら学べる環境を提供できたらと思います。