まなびコネクト〜遊びながら学ぶ

好奇心を大切に!学ぶことは楽しい!の思いで子どもと遊ぶ父親の日記

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子どもへの教え方:人材育成術を家庭学習に活用する

今日は子育てにも役立つ
段階的な教え方について
考えたいと思います。

太平洋戦争で連合艦隊司令長官を務めた
山本五十六さんの名言、ご存知ですか?

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。」

この言葉は、
人材育成やリーダー育成の研修でよく聞きます。

同じ人を育てる話しなら、
子育てにも役立つはず、
そう思って参考にしている様子などを紹介します。

手本をみせて説明してからマネさせる

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ」

何かを、子どもに教えるとき、
まずは、親がどうやるのかを実際にやってみせます。
方法やなぜこうするのかを説明して、
その後に、子どもに自分でやらせます。

例えば、私が娘に包丁の使い方を教える時、
まずは私が野菜を切ってみせます。
そして、
「見て、ね、包丁はここが刃。切れる部分。
この刃の前に手や指を持っていくと怪我するよ。
野菜を切るときは、反対の手をグーの形にして
野菜を抑えながら、切る。
切るときは、上から下へじゃなくて、
引いたり押したりするんだ」
と言って聞かせます。
そして、次に娘に包丁を握らせ、
同じようにマネしてもらいます。

マネしたら、必ず褒める!

「ほめてやらねば、人は動かじ」

そして、子どもがやったこと、
その努力をほめることが重要です。

言葉だけではなく、
実際の行動を通じて子どもに
教えることが重要。

先ほどの包丁の使い方でいくと、
うまく切れなくても、
できている部分を探して
「ちゃんとグーできてる、いいね!」とほめます。

これが、
子どもが新しいことに挑戦するための動力
になると考えています。

意見を聞き、話し合って認める

「話し合い、耳を傾け、承認し」

子どもが成長するためには、
親がただ教えるだけではなく、
子どもの意見を尊重し、
その考え方を認めることが
成長への第一歩だと思います。

これには、
親が子どもと対等に話し合い、
耳を傾ける姿勢が求められます。

わが家の家庭学習では、
子どもたちが自分で学びたいこと
を選ぶ機会を与えています。

もちろん、
必要な基本的な学習内容しますが、
その上で子どもの興味や関心に合わせて
学習内容を選ぶように促します。

その際、
子どもがなぜそれを学びたいと思ったのか、
その思考を尊重し、承認します。

あなたはもうできる

「任せてやらねば、人は育たず」

そしてある程度、
本人のやり方に任せてみます。
失敗しても、それも経験。

任せてみることで
自信も湧いてくると思います。

子どもが自分で何かに挑戦するとき、
親としてはついつい手出しをしたくなるもの。

しかし、子どもが

自立して考え、行動できるようにする

ためには、
その取り組みを見守り、
信頼することが大切だと
自分に言い聞かせています(笑)

たとえば、宿題をするとき、
間違いを見つけたらすぐに指摘せず、
子どもが自分で気づけるように見守ります。

そこで自分の力で問題を解決できた時、
子どもは自信を得て、
さらに自立していくように思います。

感謝しながら見守る

「やっている、姿を感謝で見守って」
「信頼せねば、人は実らず」

子どもが挑戦する姿を見られて幸せだと
感謝しながら見守っています。

このような親の見守りは、
子どもが
「自分を信じてくれている」
という信頼感を与えるように思います。

人から信頼されてはじめて
自分の成長を実感するのかもしれません。
自己肯定感もおのずと高まると思います。

まとめ

山本五十六さんの名言をもとに、
子どもの育て方、教え方について考えてみました。

具体的な行動を通じて示し、
子どもの考えを尊重し、
自分で学び、
成長する機会を与える。
それが、

子どもの自己肯定感や自立心を育む

のに役に立つ方法だと考えています。

この名言には、
リーダーとしての立場からの視点も含まれていますが、
親として子どもを教育する上でも
同じように活用できると思っています。

親子の関係性を深め、
子どもの成長を促すために
ときどき思い出すようにしています。

子育ては挑戦の連続ですが、
名言を通じて得た考え方で、
少しでも
子どもの学びと成長を支えられたら
嬉しいです。

格言色紙 やってみせ ( 山本五十六 )

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