まなびコネクト〜遊びながら学ぶ

好奇心を大切に!学ぶことは楽しい!の思いで子どもと遊ぶ父親の日記

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辞書引きゲームで子どもの語彙力を伸ばす

「子どもの語彙力がなかなか伸びない…」
「作文で言葉が出てこない…」

そんなお悩みを抱えていませんか?
我が家でも同じ課題に直面し、それを解決するために試行錯誤した結果、
ゲームを通じて楽しみながら語彙力を伸ばす方法を見つけました。
この記事を読むことで、
「辞書引きゲーム」の具体的な進め方とその効果を理解し、
お子さんの語彙力向上につなげてください。


言葉はコミュニケーションの道具、
豊かな語彙力は表現力や理解力を広げます。
しかし、子どもが自発的に新しい言葉を覚えることは簡単ではありません。
そこで我が家では、「辞書引きゲーム」を実践しています。
これは、ゲーム感覚で辞書を引き、新しい言葉を覚える遊びです。

どのゲームも必要なものは
1.紙
2.えんぴつ
3.国語辞典
です。

文字数ことば探し

1.五十音の中から、一文字選びます
2.例えば「あ」を選んだら、2文字から5文字まで
 「あ」のつくものを探していきます。

このゲームは、辞書を引く練習のためにしました。
慣れれば、すぐに終わります。
毎日の勉強時間の一番最初にすることで
勉強開始の合図のような位置づけになりました。

「コトバト」ゲームでさらに熱中させる


www.shogakukan.co.jp


こちらのサイトに動画付きで紹介されていますが、
辞書引きになれてくると、文字数だけでは物足りなくなります。
そこでお題を決めて言葉を探します。
お題は、「やさしい言葉」「ながいもの」など。

1.頭文字を決めて「お題」を国語辞典から探す。
2.「あ」行などの行から(あ〜おまでなど)「お題」を国語辞典から探す。
3.辞書全体から「お題」を探す。

といった3段階の難易度があり、
子どもにあわせることもできます。

なお、上記サイトに「お題メーカー」なるものがあり
頭文字とお題を自動的に選んでくれます。
選んだあとはタイマーが動き始め
制限時間内に探すように急かされ
緊迫感満載です。

子どもたちはゲーム感覚で辞書を引くので、
学習意欲が自然と高まります。
新しい単語を学ぶ過程が楽しくなります。

今回紹介した2つの方法ですが、
調べて終わるのではなく、

調べた言葉で例文を作る

ところまですると定着が早いように思います。
単語の意味を理解するだけでなく、
それを具体的にどのように使うかを学ぶことができる重要な機会です。
単語をただ覚えるだけでなく、
実際の会話や文章の中で活用する力も身につけられます。

初めは子どもがあまり興味を示さなかったり、
一度で多くの単語を覚えるのが難しかったりするかもしれません。
しかし、週に何度かこのゲームを行い、
親自身が積極的に参加し、
楽しむ姿勢を見せることで、
子どもたちは徐々にこのゲームに興味を持ち始め、
積極的に単語を探し始めます。

まとめ

「辞書引きゲーム」は、
子どもが楽しみながら語彙力を伸ばすことができる方法の一つです。
我が家でも、このゲームにより子どもたちの語彙力が確実に伸びてきました。

何より、家族で一緒に新しい単語を発見し、
それを使ってコミュニケーションを取る楽しさは、
言葉では表せない喜びです。

家庭学習は試行錯誤の連続ですが、
楽しみながら子どもの可能性を広げていく方法は必ずあります。
皆さんもぜひ「辞書引きゲーム」を試してみて、
子どもたちの語彙力向上に役立ててください。