まなびコネクト〜遊びながら学ぶ

好奇心を大切に!学ぶことは楽しい!の思いで子どもと遊ぶ父親の日記

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自分の意見をつくるサポート - 中学生の娘との問答から

子供から思いもよらぬ質問をされたとき、
私は親としてどう答えるべきだったでしょうか。

今回は、
我が家で起きたあるエピソードを紹介します。
その経験を通じて
親がはどのように対応すべきか
について少し考えたいと思います。

「なんで日本の死刑は首吊りなの?」―子供からの予期せぬ質問

先日、ドライブ中、
中学生の娘から突如として質問が投げかけられました。

「なんで日本の死刑は首吊りなの?」

と。
子供からの質問は予測不可能ですね。
彼女がこの問いに至ったきっかけは、
「首吊りは残虐だと死刑囚が国を訴えた」ニュース。

www.asahi.com

そして、彼女の考えとしては、
注射による死刑が一番人道的ではないかというものでした。
ただ、それは日本で認められていない方法です。
そして、この話題から安楽死の話題に移りました。

自ら学ぶ姿勢を育む―娘の思考のプロセスを見守る

娘のこの質問と、それに続く考え方は、
彼女が自ら考え、疑問を抱き、
それを解決しようとする姿勢です。

これは、一方的に教えるのではなく、

自主的に学習する意欲を育てることが重要

というわが家の自宅学習のポリシーにも繋がります。

ただし、この時点では、
娘は安楽死を肯定する立場から話を進めていましたが、
その反対派の立場については
あまり認識していなかったように思います。

親としての役割―子供に「別の視点」を示す

ここで、親としての役割が重要になります。
私は完璧な解答を持っているわけではありませんが、
子供が自ら考えるきっかけを与えることはできます。

そのため、私は娘に、

「こうでなければならない」

という思考を持つだけでなく、
別の視点を持ってみることを提案しました。

別の意見を持つ人々の理由も
調べてみることを提案しました。

これにより、
彼女自身が新たな視点を見つけ、
自身の意見をより深めるきっかけ
を持つことができたと思います。

まとめ

子供から予期せぬ質問をされたとき、
親はその答えを与えるだけでなく、
子供が自ら考え、異なる視点を持つこと
を促すことも大切かと考えます。

これにより、
子供は自ら学ぶ姿勢を身につけ、
自身の思考を深める能力
を育てることができるのかなぁと思います。

親としては、
子供の質問に全ての答えを持っているわけではなく、
それが正しいのか、間違っているのか
を説明することだけが親の役割だとは限りません。

子供が自分で物事を調べ、判断し、
自分の意見を作る能力
を身につけてもらうことも重要かなと思いました。